医療保険のパンフレット内の「手術給付金10倍・20倍・40倍」とは?

【ご相談事例】

医療保険のパンフレットにある「手術給付金10倍・20倍・40倍」って、どういう意味ですか?

【ご回答】

医療保険の主な給付金には「手術給付金」「入院給付金」の2つがあります。

所定の手術を受けた場合に給付されるのが「手術給付金」ですが、一般的な医療保険で手術給付金の算出の基本となるのが「入院給付金」となっています。

例えば、パンフレットに入院給付金の日額が「5,000円」、手術給付金が「10倍・20倍・40倍」と記載されていた場合は、手術の種類によって50,000円、100,000円、200,000円の手術給付金が支払われる、という事になります。

また、上記の場合、入院給付金の説明欄が「最高20万円」と表現されている医療保険もあり、別途注意事項として「手術給付金10倍・20倍・40倍」といった文言が明記されていることもあります。

入院給付金の対象となる手術の種類は医療保険ごとの約款で定められており、10倍・20倍・40倍といった倍率も約款に明記されています。

ただ、最近は医療保険の中には倍率を一律に設定しているものや、入院給付金日額に関係なく一定の金額を定めているものなどがありますので、契約時にしっかりとチェックしておく必要があります。

医療保険の入院給付金と手術給付金の関連や、適切な給付金の設定を知りたいという方は、是非、弊社FPへご相談下さい。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
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