がん保険に入る場合の注意点はありますか?
【ご相談事例】
がん保険に入る場合の注意点はありますか?
【ご回答】
治療費のための保障なのか、収入減を補うための保障なのか、まずは目的を明確にされてはいかがでしょうか。
がんに限らず、大病を患った場合、かかるのは治療費だけではありません。
入院のための準備品購入費、通院のためのガソリン代や高速代等の交通費、家事を親などに依頼する場合は謝礼など、治療費以外の諸雑費がかかります。
住宅ローンなど借入がある場合は、状況に関わらず支払わなければなりません。
一方で、罹患された方や看病される方は、働き方が制限される可能性があります。
その影響で家計収入がダウンしてしまうことも考えられます。
これらの状況を考えた時に、一時給付金を受け取れるほうがいいのか、もしくは毎月(毎年)給付金を受け取れる方がいいのかで、選択肢が変わります。
また最近では、公的医療制度適用対象外となる自由診療や患者申出制度によりかかる治療費をカバーできる保障もあります。
例えば、治療方法の幅を拡げる目的であれば、入院保障を充実させるよりもこのような保障が有効と考えられます。
※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。