失敗しない繰上返済3つのポイント
「出来るだけ住宅ローンは早く返済したい!」
住宅ローンをお持ちの方なら、一度は考えたことがあるでしょう。そこで今日は「繰上返済の3つのポイント」について取り上げます。
繰上返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2つのタイプがあります。
今回は、利息軽減効果が大きい「期間短縮型」に焦点を当てます。
期間短縮型は、まとまった資金を元金返済に充てることで、返済期間を短縮し、その分の金利を節約できる仕組みです。以下に、3つのポイントをまとめました。
①早ければ早いほど利息効果が大きい
元利均等返済では、返済期間の初期に毎回の返済額に占める利息の割合が高いため、繰上げ返済を早めに行うほど利息軽減効果が大きくなります。
左記のケースでは、3年後と10年後では利息の差額が約40万円となります。
②金利が高いほど利息軽減額は大きい
金利が高いほど返済額に占める利息の割合も高くなるため、繰上げ返済の効果が大きくなります。
左記の例では、金利が2%の場合と4%の場合で、100万円以上の差が生じます。
③返済期間が長いほど利息軽減効果は大きい
当初の返済額を抑えるために長期間でローンを組んでいる人ほど、繰上げ返済の効果が大きくなります。
左記のケースでは、25年返済と35年返済で約40万円以上の差が生じます。
◎超低金利・デフレの経済情勢では、リスクの高い投資よりも住宅ローンの繰上げ返済の方が有利な場合が多いです。
特に長期間でローンを組んでいる方は、ぜひご相談ください!